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夜市 恒川光太郎

夜市 (角川ホラー文庫)「夜市」 恒川光太郎 (角川ホラー文庫)

角川グループパブリッシング 2008-05-24
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おすすめ平均

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本の概要
大学生のいずみは、高校時代の同級生・裕司から「夜市にいかないか」と誘われた。裕司に連れられて出かけた岬の森では、妖怪たちがさまざまな品物を売る、この世ならぬ不思議な市場が開かれていた。夜市では望むものが何でも手に入る。小学生のころに夜市に迷い込んだ裕司は、自分の幼い弟と引き換えに「野球の才能」を買ったのだという。野球部のヒーローとして成長し、甲子園にも出場した裕司だが、弟を売ったことにずっと罪悪感を抱いていた。そして今夜、弟を買い戻すために夜市を訪れたというのだが―。第12回日本ホラー小説大賞受賞作。

昨年の9月に、がっちゃんがブログで紹介していらした本で是非読んでみたいなと思っていた一冊。

小説ってよく長々と人物描写や背景が書かれていて、序盤は退屈だったりするものですが、冒頭から一気に話の世界に入り込める文章で、淡々とした文体でありながら情景が鮮やかに思い浮かんできます。

ホラーというよりは夢物語のようなお話で、かすかに記憶に残っている、幼い頃に恐れていたものを思い出します。



「夜市」と「風の古道」という2編の短編が入っていて、私は「風の古道」の方が面白かったです。

もちろん「夜市」も面白かったのですが、話は子供の頃に図書館で読んだ、イギリスあたりの妖精物語に似たようなのがあったなぁという感じ。

でもその舞台が日本で、さらに現代ともクロスしていて、ぐっと話に引き寄せられる。

音はなく、暗闇に色彩だけが浮かんでるのって、綺麗だけどちょっと怖くないですか?

なんかそんな世界観です。



もうひとつの「風の古道」は本当に面白かった。

子供が道に迷う、そして何年後かに好奇心でまたその道を見つけて入ってしまう、そこから始まるすべての出来事が思いがけない形で繋がっていく・・・。

こちらは話の展開が予想できなくて、どうなるんだろうと不安になります。

時折ぞくっとするような描写があって、それがまた上手い。

読み終わってすぐ、もう一度読み返したいと思わせるお話。

久々にお気に入りの作家が増えました。


読んで面白いと思った作家さんの作品は、過去の作品も全部読んでしまいたくなる性質。いつもなら図書館に行って借りてくるんだけど、ただいま市の図書館が移築中なもので、本はブックオフに定期的に足を運んで探してます。手帳に「見つけたら買う本リスト」を作っていて、この「夜市」も読みたい本の筆頭に合ったのですが、なかなか棚に並ばず、先月ようやく入荷(?)されて読むことが出来ました。
ブックオフはもっぱら100円のコーナーを物色。でも読みたい本が下巻しかなかったり、高い方の棚にはあるのにってことが多くて悔しい。早く図書館完成して~。

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テーマ : 読んだ本の紹介   ジャンル : 本・雑誌

あらっ、夜市、懐かしい~!
私も4~5年前ぐらいに読みましたよi-179
面白くてあっという間に読み、
借りてきた本なのに実家の母に又貸ししちゃいました。(爆)
でも母もあっという間に読んだので期限内にバッチリ返却です。
図書館、移築中は借りれないのですね。早くできるといいのに~。
私ももっぱら図書館通いの人です。ないと困ります~。(笑)

p.s.リンパ情報をありがとi-196
頑張ってすっきり足になるぞー!!(笑)

★さんぽねこさんへ★

これ本当に面白かったです~。
見つけたときにあまりにも薄くって「これだけ?!」って思ったんですけど、読み応えは十分でしたね。
図書館、完成するのが5月末なので、まだちょっと先。
お隣の市の図書館に行けばいいんですが、なれないところは億劫で、祖母用の本を買いに行くついでにブックオフをあさってます。(笑)

リンパマッサージ。
足だけでなく、腕とか脇の下とか鎖骨とか、全身をやったほうが血液がまわる~って実感できていいですよ!(^-^)

文中リンクありがとうございます~

ざんねんながらトラックバックが届いてないんですけれど・・・

えっとホント、「夜市」もあの特殊な決まりごととか、悔恨の情とか、すごくよく描けていたけれど、「風の古道」はよりよかったですね。
なんだろ、怖いもの見たさなのかな。
最近よかった本は、乃南アサの「いつか日の当たる場所で・・・」だったかなぁ~。
あと何冊かオススメがあるんですけれど、ブログ書いてなくて。
また色々オススメしますねぇ~

★がっちゃんへ★

トラックバック、もう一度送りました~。
今度こそはうまく行ったと思います。(^^;

「風の古道」は予測できない展開で本当に面白かったです。
情景は「夜市」の世界の方が綺麗だなと思うのですが、お話としては「風の古道」ですね。

いつも持ち歩く手帳に「ほしいものリスト」を書いていて、がっちゃんがブログで紹介していた本が何冊も載ってるんです。
(自分の勘で選んだ本は外れが多くて、なかなかブログに載らない。笑)
なかでも「夜市」は特に気になっていて、読んで納得の一冊でした。

また「おすすめの本」の記事がアップされるのを楽しみにしてまーす♪(^-^)
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あね

Author:あね
ごはんを作る、服をつくる、マイペースです。

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袋物の作り方を解説しています。入園・入学の準備にお役立てください。

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